この2019年のホテルの開業の中で最も楽しみにしていたパークハイアット京都での滞在記です。2019年10月30日の開業でしたが、私が滞在出来たのは11月の中旬です。
ここ数年高級ホテルの開業が続く京都、東京の高級ホテルとは異なる路線でブランディングしつつある京都において、このパークハイアット京都でどんな滞在が出来たのでしょう。このホテルに先立ち、京都のホテルのお勉強という形でフォーシーズンズホテル京都にも滞在しています。
ブランドもサービス設計も異なるホテルを単純比較するつもりもありませんが、和の京都をどう見せるかを楽しみにしています。
パークハイアット京都
今回滞在したパークハイアット京都、東山の高台寺のほど近くで二寧坂の通りの入り口に立地します。
私も行くまでは静かなシチュエーションを想像していましたが、このホテルの正面の通りは特に土日は観光客でとても多い場所ですw
ホテルの客室は70室(スイートは9室)と京都の高級ホテルらしくかなり少なめ、場所は京大和の敷地内にあります。料飲施設としては、
1F ホームスタイルカフェ KYOTO BISTRO 〜オールディダイニング
1F ラウンジスペース ザ・リビングルーム 〜アフタヌーンティーなど(京大和の朝食はここで)
4F シグネチャーレストラン 八坂 〜鉄板焼
4F バー 琥珀 〜Bar
5F 山荘 京大和 〜和食料亭
それ以外に宿泊者が活用するエリアとしてはフィットネスでしょうか。フォーシーズンズとの違いで少し残念なのはプールが無いところ。ハイアットリージェンシー京都もプールがないので、京都のハイアットはともにプールがありません。
開業したばかりのこのパークハイアット京都のカテゴリーは7です。SLH(スモールラグジュアリーホテル)にハイアット特典がつくようになってからカテゴリー8が創設されましたが、このカテゴリー7はハイアットでは事実上の最高カテゴリーです。今回は3万ポイントを利用しての無料宿泊、この紅葉近づくシーズンで観光客の多い季節で確保できたのはラッキーでした。ちなみに予約した部屋はスタンダードのキングルームです。
パークハイアット京都へチェックイン
今回は新幹線で京都、そこからタクシーでホテルへ向かいます。新規開業のホテルなのでタクシー運転手は知らないかと思ったら、既にご存じでしたw
ホテルに到着したのは13時30分過ぎだったと思います。
この門構えを入り、この中庭を通ってロビーに向かいます。フォーシーズンズ京都のようなスケール感はなく、コンパクトにまとまった感じですね。
エントランスに入ると、右側がレストランのKYOTO BISTRO、この左側の正面を入るとロビーになっています。ちなみにですね、タクシー降りるとスタッフが待ち構えておりそのままロビーまでアテンド頂いたのですが、日本語の全く話せない方でしたww京都のホテルでそれは予想していなかったので少し動揺しました(笑)
ロビーに入ってまず目につくのは、この一枚板の木のテーブル。アンダーズ東京のラウンジを思わせるテーストの意匠です。
それもそのはず、このホテルのインテリアデザインはトニー・チー、アンダーズ東京と同じですね。
とりあえずこちらに座ってチェックイン手続きです。ただ確認すると部屋はまだ出来ていないとのこと。
少し空腹だったのでKYOTO BISTROでランチでも食べることにします。部屋が準備出来ていないのは全く無問題なんですが、事前にホテルより到着時刻の確認のメールがあって、それに対する回答をしたもののその後何のレスもなかったのはこのクラスのホテルとしては、あまり褒められたものではありません。
KYOTO BISTROでランチ
ということで向かったのは1Fのホームスタイルカフェ『KYOTO BISTRO』です。
すこ
少し目立ちにくいところに入口があります。
ちなみに二寧坂の通りからみたKYOTO BISTROの外観です。少し入りにくい雰囲気もありますが、ここがパークハイアット京都のレストランと気づく人はほとんどいないのではないでしょうか。ただ、私が入店した時間帯はそこそこお客さんはいました。
この写真はお客さんがほぼ引けてからの撮影。70人規模のホテルのレストランなのでかなりコンパクト。トニー・チーと言えば天井の高いファシリティーであれば楽しい天井装飾デザインが特徴なのですが、ここは京都の町家風建築、和モダンなテーストです。
こちらは2019年12月段階でのメニュー(ウェブよりダウンロード)
シャンパンのルイナールが1,800円、コーヒーが450円とホテルとは思えないリーズナブルさ(笑)これはそのうち値上げされる可能性が高いでしょうね。(ちなみに現在はサービス料もなし)
頂いたのは真蛸の炭火焼野菜サラダと京都フリットステーキ。味は少々濃いめでかなりボリュームありました(笑)
野菜がかなり美味しかったです。
当然、ルイナールのシャンパンも頂きましたw
私は今回食してはいませんが、メニューにもあるこのアップルパイが美味しいようです。
お部屋へ
部屋の準備が出来たようなので、チェックインカウンターへ向かいます。某四季ホテルは部屋の準備が出来るとスタッフがレストランまで来てカードを渡して頂けましたが、ここはこちらが能動的に確認して、部屋準備が出来たとの確認を受けてカウンターまでカードを頂きに上がりました。まだスタッフ間の連携はイマイチですね(笑)
今回アサインされたお部屋は6階、アップグレードされてデラックス・キングルームとのこと。スタッフに案内されてエレベータへ。そしてエレベータは一旦5Fで降りる形になります。(2,3Fにもゲストルームはあり)
エレベータを降りた5Fにはこんなティーラウンジがありました。ただ現段階ではミネラルウォーターのサービスのみです。ここを抜けると一旦外に、、
一旦外に出ると左に見えるのは京大和。
そしてもう一度入口があります。なだらかな傾斜地にホテルがあるのでこの5F〜7Fはロビーの建物とは別棟になっているようですね。
5F以上の宿泊者は1Fロビーに降りるにはここを必ず通るので冬は寒くて嫌ですねw
この別棟に入ると最初に目に入るのはこのライブラリー的なスペース。そして再度エレベータを上がって6Fへ。
今回アサインされたお部屋の602号室です(続く)